おなじみの、建築大工職種‐大工工事作業の試験です。
今回は随時3級!
3年間の技能実習の集大成とも言える、難易度の高い試験です。
実習生たちはインドネシアから日本に来て2年と半年。
この二年半の技能実習で身に着けた技術と知識が、この試験で問われるのです。
二人とも真剣そのもの。
技能試験はどれもそうですが、事前に入念な練習が欠かせません。
本人たちのやる気はもちろん、企業(実習実施者)の技能実習指導員の手厚い指導が絶対に必要です。
随時3級となると、行う作業や手順の理解のために、ある一定以上の日本語能力も不可欠になります。
建築大工の随時3級は、与えられた時間は3時間。
それまでに作品を完成させなければなりません。時間内に終わらず不合格になる人も少なくないんだとか。
木材に鉋をかけ、墨付けをし、サイズ通りに切り、ほぞを削り、ほぞ穴を開け、組み立てるのです。
結果は………。
見てください、この笑顔!
二人は無事に合格でした!
手に持っているのが試験で作成した作品です。本当におめでとうございます!
「まだまだです、もっと上手に鉋をかけないと」
「もっと覚えたいことがたくさんあります」
二人の技能実習はまだまだ続きます。がんばってください!