この日は実習生の入社の日でした。
日本に入国して一ヶ月間の講習期間を終えて、いよいよ企業に配属になるのです。
今回はいくつもの工場への配属が重なり、送り出し機関の駐在員にも手伝ってもらいながら配属のための手続きをしました。
写真は、市役所での転入手続きをしたところです。
送り出し機関の駐在員が、日本での生活の仕方、注意事項などについて、念に念を入れて説明しているところです。
通訳を務める組合職員も送り出しの駐在員も、みな母国を離れて海外での滞在経験があります。その時に感じたこと、苦労、喜び、感動、悲しみ、学び、成長などの経験を、実習生に伝えます。
良いことばかりではありませんが、その経験は自分を成長させることに繋がったと自覚があるので、実習生にも一つの成功経験として話をします。くじけたり逃げたりして欲しくない、失敗して欲しくないと、一生懸命伝えます。
聞く実習生たちも真剣な眼差しです。
彼らの三年間はどんな三年間でしょうか。
頑張ってください!!