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今日の実習生

会社の夏祭り! 2

2019/07/22

夏祭りの夜はたいへんに盛り上がりました。

インドネシア実習生のうち楽器が得意な2名が、ミュージシャンとしてステージに上がったのです。

ギターを弾いて歌を歌うのがAさん、キーボードを弾くのはBさん。

「これからインドネシア実習生による演奏が始まります!」と司会者のアナウンスが流れると、大勢の観客がステージの前に集まってきました。

「みなさんこんばんは! 私達はインドネシアの歌を日本語で歌います!」

2人はそう言うとギターとキーボードを演奏し始め、Aさんの歌声が会場に響きました。

2人が演奏した曲名は、「もしもまたいつか – Ariel Noah」です。

インドネシア語の曲ですが、その歌詞はインドネシアに在住している日本人のシンガーソングライター(ミュージカル俳優)である加藤ひろあきさんによって、日本語に翻訳されています。

この曲は、インドネシアで大ヒットしました。

 

 

パフォーマンスが終わると、ステージは観客の盛大な拍手で包まれました。

女性司会者    :素晴らしい歌声ですね。どれぐらい練習したの?

Aさん            :1ヶ月ぐらい練習しました。

女性司会者    :偉いですね。本番のために1ヶ月も練習したんですね!

 男性司会者    :どれぐらい日本語を勉強したの?

Bさん            :インドネシアで7カ月ぐらい日本語を勉強して日本へ来ました。

男性司会者    :すごい、7ヶ月で日本語がはなせるようになったんだね!

ここでまた、ステージは観客の大きな拍手で包まれました。AさんBさんは大満足でした。

ふだん2人は、毎日会社で仕事をしながら技術を学び、休みの日には日本語の勉強を頑張っています。

この日は、自分たちの趣味である音楽を日本の人たちの前で発表できて、とても良い思い出になったようです。

ちなみに前々回着ていた「寺小屋 インドネシア」のユニホームは、悩んだ末やめたようでした。

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