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今日の実習生

今日の入国者たち

2025/09/09

今日の入国者たちは、元気そうなインドネシアの男の子たちです。

研修センターに入って、シャワーを浴びて楽な服装に着替えたところで集まってもらいました。

ちょっと様子をのぞいてみましょう。(会話は全てやさしい日本語で行われています)

 

先生:「皆さん、こんにちは。はじめまして!」

全員:「先生、こんにちは、はじめまして。どうぞよろしくお願いします!」

先生:「はい、よろしくお願いします。みなさん、長旅おつかれさまでした。シャワーを浴びて、きれいになりましたか?」

Aさん:「はい、きれいになりました。飛行機のあとで暑かったですから、汗をたくさんかきましたから、すごく助かりました。」

先生:「よかったです。今日は勉強はありません。勉強は明日からです。今日は研修センターの生活の仕方の説明をします」

Aさん:「明日からの勉強は、制服を着ますか?」

先生:「服は自由ですよ。制服を着ても良いですし、今のTシャツでも良いです。」

Aさん:「はい、ありがとう」

先生:「まずは日本語と生活ルール、それから安全について勉強します」

Rさん:「日本語、難しいです。でも、がんばります。」

先生:「その気持ちが大事ですよ。毎日少しずつ覚えましょう。みんなで勉強しましょう」

Yさん:「先生、日本のご飯はおいしいですか?」

先生:「それは人によりますね。日本の食べ物が好きな人もいますし、嫌いな人もいますね」

Mさん:(心配そうに)「わたしは日本の食べ物を食べなければなりませんか?」

先生:「研修センターでは、自分の食べるものは自分で作りますよ。皆さんご飯を作ることはできますか?」

Mさん:「Rさんは、料理上手です。私はあまり上手じゃない」

先生:「そうですか。6人でインドネシア料理を作って食べると良いですよ。上手な人のやり方を覚えましょうね」

Mさん:「私たちはどこで食べ物を買いますか?」

先生:「はい、それも教えます。後でみんなでスーパーに行きましょう。そこで買い物をします」

Aさん:「すぐいきますか?」

先生:「まず、研修センターの案内をします。トイレ・洗濯機・食堂の使い方を教えます。その後、スーパーに行きましょう。交通ルールも覚えてください」

全員:「はい、よろしくお願いします!」

 

…………と、こんな感じで日本での入国後講習が始まります。

会話が少しぎこちなく見えるかもしれません。

実習生にわかりやすいよう、先生はわざと「やさしい日本語」という初級外国人向けの話し方をしています。

ゆっくりはっきり話す。文を短く切る。修飾語を少なくする。語尾をはっきりさせる。「です、ます」で話す。

等々、コツはいろいろあるのですが、ちょっと気を付けて話をすることで、伝わりやすくなります、

良かったら試してみてください。

在留支援のためのやさしい日本語ガイドラインほか | 文化庁

 

 

 

 

 

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