今月は大勢の実習生が入国して来てくれました。
特にインドネシアからの入国が多かったです。皆さんしっかり制服を着て、ネクタイまで締めて入国して来てくれます。
「日本は暑いでしょう? 上着は脱いでも良いですよ。ネクタイも外して良いですよ」
そう声をかけ、身振りでネクタイを外すよう言います。出迎える私たち日本人が、夏はもうネクタイを付けていないのですから。年間通してノーネクタイという会社も増えましたね。それでも彼らは笑顔で、
「「「だいじょうぶです!」」」と答えてくれます。
熱中症が心配なので、車に乗るとすぐ水を渡して水分補給を促しました。
それにしても、地球温暖化は本当に進みましたね。実はインドネシアでもその影響は大きいそうです。
赤道直下の熱帯の国で、夏はもともと暑いため気温上昇についてはあまり目立たないようですが、洪水・干ばつ・森林火災・高潮などの自然災害が目に見えて増えてきており、人々の生活を脅かすようになってきているそうです。
首都ジャカルタの移転計画をご存じの方も多いと思いますが、その背景には、地球温暖化による海面上昇の問題があって、2050年にはジャカルタの最大95%が水没する可能性があるため、なのだそうです。
地下水のくみ上げによる地盤沈下によって、すでにジャカルタの土地の約40%は海面より低い位置にあるのですが、排水設備やインフラが不十分なために毎年のように洪水が発生していて、都市機能が限界に近づいているそうです。
日本も各地で毎年のように水害が起きるようになりましたものね。ジャカルタの土地のことを聞いて驚きましたが、実は東京にも「海抜ゼロメートル地帯」が存在します。東京は「首都圏外郭放水路」等の高度な水利インフラで河川の氾濫を防いでいますが、想定を超える豪雨や複合災害が起きた場合には、完全に防ぎきれるとは限りません。
山火事・森林火災も、増えました。岩手県大船渡市の山火事は記憶に新しいです。
若く、まだあどけなくも見えるインドネシアの若者たちの笑顔を見ると、なんとか豊かな自然環境を守って、このかけがえのない地球を次世代・将来世代にしっかりと受け渡していかなければと、改めて感じました。